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読書感想 嫌な女 桂望実 著

これは面白かった。弁護士徹子が、夏子に振り回される話だが、夏子が可愛く見えてきて、かつ、徹子の人生についても描かれているという、素晴らしい構成。今までに呼んだことのないタイプの本で、おすすめできる。

読書感想 プリズン・トリック 遠藤武文 著

交通刑務所内で発生した殺人事件。江戸川乱歩賞受賞作品である。 面白いのだが、トリックが複雑で、やや登場人物を覚えきれない。登場人物がどんな人物なのか、全員を追いきれない。面白かったが、やや整いすぎ、というような贅沢な印象を持った。

読書感想 人質 佐々木譲 著

相変わらずの最高レベルで安定した面白さ。何もいうことはありません。オススメできます。

民王/池井戸潤

民王 政治家のオヤジと、どら息子の体が入れ替わってしまって、お互いに突然のことに当惑するものの、それぞれの持ち味を活かして、切り抜け、活躍する。 まあまあ面白いが、やや突拍子もない感じもするし、にしては、筋書きも定石のようにも思える。

悪霊の島 スティーヴン・キング

悪霊の島(上・下) スティーヴン・キング著 白石朗訳 うーん、なんというんだろうか、面白さを感じることが出来る前に、長くて飽きてしまって途中でやめてしまった本。なので、評価できず。やはり、私は訳本はあまり読めないようだ。 悪霊の島 スティーヴン…

化身 宮ノ川顕 著

「化身」宮ノ川顕 を読了した。 新聞の書評では、ホラー、みたいなことを書かれていたが、あまりホラーっぽくはないと思った。少し気持ち悪い描写などがあったので、その辺を指しているのかもしれない。 この本は三つの短編からなっていて、「化身」はその一…

悼む人 天童荒太 著

「悼む人」を読んだ。 この本が直木賞受賞作であることは覚えていたが、今まで読もうとは思っていなかった。たまたま、図書館で返却された本の棚にあって、目に留まって借りてみた。 ドキドキするような話でも無く、号泣するような話でも無い。ジーンと来る…

鬼の跫音 道尾秀介 著

鬼の跫音 鬼の跫音を読了した。「跫」が「あしおと」と読むと初めて知った。とすると、タイトルは「あしおとおと」? 妖怪談のような、それでいて、洗練された文章で、飽きさせない。「夜市 恒川光太郎 著」を読んだことがあるだろうか。あの本とやや近いが…

廃墟に乞う 佐々木譲 著

2010年直木賞を受賞した作品である。 佐々木譲は私の一番好きな作家で、最初はNHKで相当前に放送した「エトロフ発緊急電」を見て本を読んだ。それから、佐々木譲の作品はすべて読んでいるといっても良いと思う。 この、廃墟に乞う、は、北海道警察の休職中の…

図地反転/曽根圭介

最近、といっても、しばらくこのブログを更新していないが、読書記録になりつつある。 今度は、 「図地反転」 曽根圭介 著 講談社 1,680円 ある幼女殺人事件が発生。目撃証言からある男が容疑者として浮上し、ベテラン刑事の取調べで自供も得られた。そして…

乱反射/貫井徳郎

凄まじい本だ。残り半分を切ってから読むのを止められなかった。誰もが持つ小さな我儘、虚勢心、妬みを強く強く考える。誰もが持つ、そのような気持ち、行動が世の中に乱反射して充満している。その乱反射がたまたま、本当に偶然に重なって発火点に達してし…

松下幸之助から教わった「経営理念を売りなさい」/佐久間二

パナソニック元副社長の佐久間氏が書く松下幸之助の理念。 理念が重要なのだなーと強く感じた。面白い本。 「経営理念を売りなさい」 佐久間二 著 講談社 1,680円

犯罪小説家/雫井脩介

しばらく前に読み終えた本の書評切り抜きが出てきたので、記録。 新進作家の待居涼介の出世作「凍て鶴」の映画化の話が持ち上がり、監督に抜擢された小野川充が、以前待居が住んでいた街で起こった殺人事件と関係があると言い出し、という話。なんだかよく分…

静子の日常/井上荒野

「静子の日常」を読了。 不思議な感覚の本である。今までに私があまり読んだことが無いような感じである。静子さんという七十五歳のおばあさんが、家族の小さな小さな危機を救い、スポーツクラブに行き、という説明のしようもない本なのだが、とても面白いの…

僕は、字が読めない。/小菅宏

「僕は、字が読めない。」を読了した。 サブタイトルは、「読字障害(ディスレクシア)と戦いつづけた南雲明彦の24年」。 LDあるいはADHDのような、学習障害というものに少しの知識はあったものの、「ディスレクシア」という言葉はこの本で初めて知った。デ…

4000万円も損している日本の若者たち/森川友義

また、自転車購入について書くのを延期。 「4000万円も損している日本の若者たち」を読了。 選挙には私はいつも行くようにしているが、 ・若者が選挙に行かない(投票率が低い)合理的な理由 をはじめ、 ・しかし、それによって引き起こされる中長期的な損 …

走ル/羽田圭介

二週間前、自転車を買った。この自転車購入はこのBlogで書かねばならないことだと思っているので、近いうちに。 さて、自転車にハマっている私が読了したしたのが「走ル」羽田圭介著である。産經新聞だったか、何かの書評をみて、私が自転車を購入するずっと…