MacがSleepしなくなったとき

 一週間ぐらい前から、MacがSleepしなくなった。我が家のIntel iMac 27 early2009では、いつも電源ポタンを一回ポチっと押すことでスリープさせているのだが、一週間前から、押してもしばらく画面は何も変わらず、一分ぐらい経つと画面が消えて真っ黒にはなるものの、動作は続いていて、ファンは回ってゆる~く排気が続いているし、HDDの動作音も耳を澄ませは聞こえてくる。

 システム終了はできる。

 ずっと前にもそんなことがあり、その時は外付けHDDの接続が不良だったのだが、今回はそれも確認したが改善せず。外付けディスクを外しても改善せず。Safe Bootさせても改善せず。Disk Utilityですべてのディスクのアクセス権と、ディスクの状況を修復させても回復せず。  とかなり八方ふさがりな状況なところ、下記の記事を発見。

https://discussionsjapan.apple.com/thread/10096472?start=15&tstart=0

 この中の、USのApple Support Communitiesの記述。

https://discussions.apple.com/thread/3190738?start=45&tstart=0

 このTerminal Commandを試したところ、我が家でもimposed by 20という表示があり、ビンゴ!

 で、PID20というプロセスを調べてみると、cupsdと分かった。といっても、僕にはcupsdが何なのかわからなかったが、これまた調べを進めていくと、Print関係のプロセスだとわかった。プリンタの共有をオフにしてみても相変わらずimposed by 20である。  そこで、sudo kill 20でこのプロセスごと止めてみた。しかし、なんと、それでpmset -gで調べてみると、またもやimposed by 325とか出てきやがる。またsudo kill 325をしても、また326番で出てくる。これは、どうも何かのアプリかプロセスが再起動をかけているとしか思えない。

 Terminalでさらに調べてみると、PID20のcupsdのなかに、xxx.Microsoft Wordというような記述が見られる。xxxは家内のMacのAccountである。

 もしかして、家内のアカウントの方で何か動いているのか?と推測。家内のアカウントでログインし、プリンタの状況を確認してみたら、ビンゴ!!! 印刷がエラーになったファイルがそのままになっていた。これを削除して、自分のアカウントに戻って、pmset -g。やった! imposedがない!  と、ここまでの問題解決に二時間くらいかかってしまいました。  しかし、やっとすっきりした。