iMacを修理に出した

 といっても、壊れたわけではなくて、「iMac 1TB Seagate ハードドライブ交換プログラム」というのにあたってしまった。リコールである。

http://www.apple.com/jp/support/imac-harddrive/

 Appleからご丁寧にメールまで来て、 「Appleの記録によりますと、お客様は対象となるSeagate製1TBハードドライブを搭載したiMacシステムをご使用になっています。Appleでは、iMac 1TB Seagate ハードドライブ交換プログラムに基づいて、対象となるハードドライブの無料交換に応じております。」  とある。

 そして、その交換方法は Apple Store 直営店 - ジーニアスとのご予約をお取りください。 Apple 正規サービスプロバイダ Apple テクニカルサポート  と記載されている。ここで、私の場合当然のことながら問題となるのが、シカゴではどのように対応してくれるのか、である。上記のテクニカルサポートをみると、各国のAppleのテクニカルサポートのコンタクト先の電話番号が記載されているから、それに電話すればいい、というわけだ。って、それでいいわけない。英語で電話するのは相当の困難がある。

 そこで、直営店、つまりAppleStoreで尋ねてみた。シカゴには私の家から30分〜1時間程度で行ける範囲内に、AppleStoreが3つもある。もちろん、銀座のAppleStoreよりは小さいかもしれない。

 スタッフの人に伺ったら、「Any AppleStoreでOK」とのお答えだった。素晴らしい。これぞ、グローバルサービスである。そこで、AppleStore Deerpark店に修理に出した。すると、自宅に戻ってから二時間もしないうちに携帯に電話がかかってきて、英語をなんとか聞き取ったところ、もう修理が終わったとのこと。「Finished ? Very Fast !!!」と思わず言ってしまった。

 修理はこのように、全く問題なくすんなりと完了。ただし、中身のデータは完全に無くなっている。ハードディスクドライブの交換なのだから致し方ないし、Genius Barで修理に出すときに、バックアップは取ったか?と確認もあった。

 そこで、予定通りTimeMachineを使ってリストアしてみた。実際にTimeMachineでまるごとのリストアをするのは初めてだ。

 OS X10.7 Lionで作ったMacOS X Recovery Disk Utilityで起動しなおして、TimeMachineから復元を選んで、あとはすんなりとそのまま。転送量が多いから時間はかかるが、本当に簡単に、完全に復元することができた。感動してしまうほどである。日本で船便に出した時のデスクトップがそのまま戻ってきた。

 Recovery Disk UtilityはUSBメモリに作成して保存してあったが、これはLionで作成したので、リストアするシステムがMountain Lionでも大丈夫かどうか不安があった。しかし、全く問題がなかった。  TimeMachineは素晴らしい、の一言に尽きる。