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IKEAの家具

 海外に赴任したとする。あなたは会社から「二〜三年ぐらいで日本に戻す予定だから。」と言われたとする。家族帯同で海外引越だ。様々な課題が押し寄せてくるはずだ。

 このブログでは、最近はそのテの話題を残しておきたくて、自分の記録として残しておきたくて書くようにしているが、ひとつの課題がアメリカの家の家具をどのように揃えるか、である。

 もしも家具付きの家を会社が借りてくれるのであればほとんど問題はなくなるはずだ。しかし、自分で買わなければならない場合は、なかなかに難しい、いや、興味深い課題である。

 私のようなマルビな人の場合、マルビと言って分かる人はほとんどいないと思われるが、マルキン、マルビって30年ぐらい前に久米宏の番組から流行ったんだよね、それはともかくとして、私の場合、日本であればニトリ一択である。デザイン家具までおしゃれじゃないけれども、機能性が高く、何より安い。安い。安い。品質は日本クオリティが確保されていて、文句がない。

 しかし、こういうニトリのような素敵なお店はアメリカには無い。申し訳ないが、「無い」と断言してしまう。家具にかぎらず、このような適正品質でとても安いお店、というのはアメリカには無いように思えるが、範囲が広すぎる話なので、ここではその話は扱わない。

 アメリカにも有名な家具店があり、例えばAshley。デザイン家具的におしゃれになれば、Crate and Barrelなどがある。Ashleyは私から見ると典型的なアメリカンな家具店で、すべての家具がゴージャスな感じで、おおぶりである。我が家に置くのにはちょっと抵抗がある。大きすぎる、あるいは、豪華すぎる、という感じ。Crate and Barrelはイケてるが、値段が高い。

 そんな中、IKEAはアメリカにもある。日本にもあるIKEAと全く同じ展示の方法、販売で存在している。そして、上述のようなセンスを持つ我が家がIKEAに行くと、「ああ、これだ、これこれ。」みたいに安心してしまう。デザインがシンプルでいい、値段が安い、大げさじゃない。

 しかし、IKEAにも罠がある。題して、IKEA地獄。地獄は言いすぎか。しかし、IKEAの品質は考えものだ。少なからずの確率で不良品があたるし(我が家の経験だが)、組み立ても相当に難度が高い。パワードリルは必須といえよう。

 それでも、我が家はどうしてもIKEAに行ってしまうのだ。ああ、ニトリ。  ちなみに、IKEAはアメリカでは「アイケア」と発音します。