Automatorは便利

 久しぶりに、と言っても過去に一度しかやったことがないのだが、MacのAutomatorを作った。

 作るきっかけとなったのは、小寺・西田マガのepubファイルの保存だ。小寺・西田マガは

小寺信良&西田宗千佳の『小寺・西田の「金曜ランチビュッフェ」』 | The Book Project 夜間飛行

 であり、とても面白くてかつ独自性が高く、オススメできるメルマガである。こんなに面白いんだったら、小寺マガだった時代から購読開始すればよかった、と思うものの、一番最初から購読しなかったので、途中から購読すると初回から申し込み時までの分のバックナンバーが読めず、なんだか乗り遅れた気味、みたいなのがイヤで申し込む機会を逸していた。最近になって、西田さんのメルマガと合併し「面白くないわけがないじゃないですか。」という文言に誘われて、合併号は初回から読み始めている。そして、実際面白い。

 というメルマガの話は今日の本題ではない。

 

 このメルマガをどうやって管理して読むのが適切なのか、を色々と試行錯誤している。今まで、本田雅一さんのメルマガを読んでおり、これはImpressが発行してepubファイルが添付されてメールが送られてきた。この本田雅一さんのメルマガもImpressがメルマガサービスを終了するのに伴い、小寺西田マガの夜間飛行から発行が継続していて、こちらも面白いのだが、これまた今日の本題ではない。

 

 以前のimpressのメルマガ時代は、メルマガを受信したらメールソフト内(MacのMail)で別フォルダに移し、そのメールの添付ファイルをMacのiBookにドラッグアンドドロップして、それをiPhoneあるいはiPadとiTunes同期することで転送、という流れで読んでいた。

 

 本田雅一さんのImpressメルマガも60号まで発行となり、だいぶiBook上でBusyな感じになっており、それに加えて小寺西田マガが入ってくる。小寺西田マガは毎週発行で本田マガの倍のペースだ。結局今までの3倍のペースで増えていくことになる。

 iPhoneで読んだり、iPadで読んだり、あるいはMacでiBookで読んだりすると、どれがどこまで読んでいるか、なんてこともよく把握できないことになってくる。

 

 そこで、現時点ではiBook上はこれから読むものだけを置き、他のものはOnedriveにepubファイルとして保存しておこう、という方針とした。これなら、iBook上は全部のiOSデバイスに全部のiBook上のコンテンツを同期することにすることができ混乱が少なくなる。

 夜間飛行のメルマガはepubファイルは添付されておらず、epubはWebからダウンロードする必要がある。Webからダウンロードすると、小寺西田マガであれば、kodenishi010.epub というようなファイル名のファイルがダウンロードされる。これをiBookにドラッグアンドドロップし、ドラッグアンドドロップしたiBook上のコンテンツをOnedriveフォルダにドラッグアンドドロップしてコピーするというワークフローである。

 ダウンロードしたファイルを直接Onedriveにコピーするのはあまり良くない。というのはファイル名がkodenishi010.epubのままになる。しかし、一度iBook上に置くと、iBook上では「小寺・西田の「金曜ランチビュッフェ」 Vol.010 <バッファとバリエーション号>」のように表示され、そのままのファイル名に拡張子がついた形でOnedriveにコピーすることができるのだ。

 

 ここで、Onedrive上に小さな問題が発生する。Onedriveのファイル名では<>という記号を許しておらず、同期ができない。たいした手間ではないので、今日までは手で<>をdeleteしていた。が、Automatorの存在を思い出し、この<>削除を自動化するものを作れないかとやってみた。あー、ここまでの経緯が長い。

 

 Automatorではアプリケーションとして作成。

 そして、Finder項目の名前を変更を選び、二つの文字を削除するので下記のように設定。

f:id:thinkinglog:20141116124222p:plain

 あとはアプリケーションとして保存してDesktopに置いて完了。<>が含まれたファイルをドロップすると、<>が削除されたファイル名に変更される。

 めちゃくちゃ簡単に作ることができた。

 

 小寺さん、西田さんにご連絡して「<>をタイトル名に含まないようにしてもらえませんか。」と頼んだ方が早かったのかもしれないが。

 ご連絡してみよう。私の一連のepub運用のワークフロー自体が効率悪いのかもしれないから、何かのSuggestionがあるかもしれないし。