Panasonic LUMIXの英語メニュー対応

 Panasonicのデジカメは結構好きだったのに。

 いいカメラ作ってるなあと思っていたのに。

 人にも薦めていたのに。

 かなりガックリだ。

 

 ガックリの要点だけ言えば、日本で購入したモデルではPanasonicのデジカメは英語メニューに切り替えができない、ということだ。

 今回、DMC-G6で英語メニューにする必要があったのだが、切り替えができない。「日本で売られているのだから」というのが理由だとすれば、これでは日本に居住する日本語を読むことができない外国人はLUMIXは使えない、ということになる。

 

 技術上の理由などで納得できるものがあるなら聞かせて欲しい。

 

 訳がわからないのは、同じ型番DMC-G6で米国でも他の国でも販売されていて、それらは当然のように英語メニューで動作している。それに、他のメーカーのカメラでは当然のように英語日本語切り替えが可能だ。どうしてこれを日本語のみに制限している(敢えて言うが、制限、だ)のか理解に苦しむ。

 他言語リソースでROMの容量がいっぱいになってしまうから、なんてことは今時あり得ないだろう。

 

 何らかの機能に差があって日本モデルと海外モデルは異なる、というならば、型番を分けるべきだ。

 

 ここからは私の邪推だが、日本モデルを海外で使われてはならない販売上の理由があるのだろう。そのために、いわば「言語ロック」とでもいう制限を課しているのではないか。

 

 にしても、がっかりである。日本語の読めない外国人が使えないのはもちろん、私のように日本語が読める海外居住者だって安心してLUMIXを使えない。日本モデルが海外と異なるということは、修理対応、サポートなどは海外では一切不可ということであろう。

 

 Apple製品はどこの国で買っても、どこの国のApple Storeでもサポートしている。

 

 ああ、Panasonic。がっかりさせないでくれ。こんなくだらない制限を設けないでくれ。