TimeMachineのバックアップが途中で止まる(前編)

 ずっと前からTimeMachineを使って自分のMacのバックアップを取っている。USB接続(USB接続でなくても良いが)の外付けハードディスクを接続するだけで使用開始でき、一時間ごとに差分バックアップを利用者が気にすることなく取り続けてくれるTimeMachineはMacの素晴らしい機能の一つだと思う。

 さて、その私のiMac 27 (early 2009)のOSはMac OS X Yosemite 10.10.1である。

 

 先日、TimeMachineのバックアップに失敗することが続き、ハードディスクの初期化をして再度バックアップを取得しようとしたが、ハードディスクの初期化自体ができない。そのため、ハードディスクドライブの故障と判断し、新しいハードディスクをamazon.comに発注した。故障したドライブはWD30EZRX、新しいドライブはWD40EZRXである。最近は4TBも容量に比例したぐらいの値段に落ち着いてきたからね。

 

 新しいハードディスクドライブ(内蔵)を外付けハードディスクケース(San Digital TS1CT+に入れてMacに接続してみたところ、動かない。一瞬焦ったが、原因切り分けを進めた。

1. 新しく買った4TB HDDが初期不良で壊れている可能性

2. HDDケースが壊れている可能性

 

 1の原因究明のため4TB HDDを、まずは手持ちのIO DATAの外付けハードディスクHDCS-U1.5の内蔵1.5TB HDDと交換して設置。iMacでマウントすることを確認。しかし、1.8TB分ぐらいしかDisk Utility上で認識していない。ハードディスクケースの2TBの壁問題なのではないかと推測し、他の機器で使用していた「玄人志向 3.5型HDDケース GW3.5AA-SUP」に換装してiMacに接続。4TBとしてマウントできることを確認した。

 

 となると、2のHDDケースが壊れている可能性が高い。そこでHDCS-U1.5の内蔵1.5TB HDDを外付けハードディスクケース San Digital TS1CT+に設置してiMacに接続したところ認識せず。これはハードディスクケースが壊れていたのか、と最初の見立てが間違っていたことを悔やんだが、バックアップ用のハードディスクの予備を用意したのだと前向きに解釈して、HDDケースGW3.5AA、内蔵HDD WD40EZRXの組み合わせでTimeMachineのバックアップをスタートした。

 

 が、しかし。である。

 このバックアップが途中で止まるのだ。正常にマウント(しているように見える)し、バックアップもスタート出来て、書き込みもシステム環境設定のTime Machineでは順調に進み始めたにもかかわらず、途中からピタッととまる。

 ここからの原因究明は相当の時間がかかった。まだ完全に解決していないが、この経緯もここに記録しておきたい。(続く)