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CASIO GP-300BKは遅れてきた高級機か(後編)

 気になること。すぐに気になったのがデザインだ。もし、この誰も見ていないブログをカシオの人が見ていたら申し訳ない。本当にすみません。でも、そう思ったのだから正直に書いておく。次回の機種で反映してくれるかもしれないし。

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 デザインで気になったのは、まずこのエンブレム。ベヒシュタインとコラボして作りましたを訴えたいのはわかる。でも、ここまで大きな金色のコストのかかったエンブレムでなくても良いように思う。良いものはもう少し控えめな方が、というのは私の趣味。

 それから、上位機種のGP-500BPには脚部が金色。これもあまりいただけない。グランドピアノの車輪は金属だから金色だけれども、電子ピアノで脚の一番下を金色にする必然性はないように思う。

 CASIOと金色になっているところは、これは私としては納得できる範囲だが、人によっては気になるかもしれない。

 といったところだ。

 店頭で散々に悩んだ挙句に、電子ピアノの本分、すなわちタッチと音を考え、この新しいカシオのGP-300BKを購入することを決定した。

 先日我が家に設置され、さらに自宅で弾き込んでみると、店頭では見えなかった部分も見えてきた。

 家に設置してみてから気になることの一つ目は、試し引きの時と同じようなことだが、デザインだ。でも別の観点。金色のベヒシュタインのエンブレムは慣れたせいなのか、それとも家で見たせいなのか、さほど違和感はない。また、ブラックの木目調の仕上げも悪くない。気になるのは、鍵盤の下部、下側のスピーカー、それと恐らくは基板が入っている部分の出っ張り。ここにスピーカーがありますよ、という大きめの箱二つと、薄いけれども幅の広い出っ張りが真ん中に一つ。弾いている分には見えないし、足がぶつかるわけでもない。しかし、ピアノがある部屋で床に座ると見えるのである。ちょいとスマートな感じではない。

 そして、譜面台。譜面台がたためない。簡単に取り外すことはできるが、取り外したものをそこらへんに置いておくわけにもいかず、ピアノの天板上に置いたら落下する可能性もあり、傷になるかもしれない。だから、事実上取り外すような利用シーンはほとんど考えられない。クラヴィノーバはぱたっと後ろに倒してたたむことができた。テクニクスの場合もそうだった。当たり前のようにできると思っていた、譜面台をたためること、ができない。

 最後に、電源アダプタだ。巨大なACアダプタを経由して電源を接続する。こんな上等な電子ピアノにACアダプタはそぐわないと思う。またもや引き合いに出して申し訳ないけれども、クラヴィノーバもテクニクスもコンセントに直結できた。

 鍵盤株の出っ張りも、電源アダプタも、高級な木製の鍵盤メカニズムを内蔵したら、必要な部品を設置するスペースがなくなってしまったことも理由にあるのではないかと推察する。しかしだ。それでもこれらは解決してもらいたいと思う。ACアダプタについては、Globalで製品を販売するために、電源対応を容易にする目的もあると思うが、それもクラヴィノーバは(以下同様)

 

 気になることを列記したかが、タッチと音質は相変わらずに素晴らしい。もう少し弾きこんでみてから、音質とタッチについては述べたいと思う。