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CASIO GP-300BKでWAVとMIDIを使う

 CASIO GP-300BKは相変わらず調子が良い。音が良い。タッチが良い。

 天板を開けると、ハンマーが動作しているのが見える。埃が入らないように、ガラス越しで見ることができる。この天板開閉構造で音が変わる。間違いなく、大きく、音が変わる。CASIOの商品紹介ページでも、下記のように記載されている。

「グランドピアノでは大屋根を開閉することで音量や音質が変化します。CELVIANO Grand Hybridは、天板を開閉できる構造により、グランドピアノの大屋根を開けた時のような豊かで拡がりのある音で演奏できます。」

 面白い構造なのだが、難点はピアノの上に物を置いている場合に、物をどかさなければ開けることができない、という点が少し気になる。ピアノの上に物を置くな、というのは分かる。が、楽譜も置きたいし、取ってきたばかりの郵便物だって置きたいこともある。逆に言えば、ピアノの上を綺麗に片付けておかなければ、というモチベーションにつながるけれども。

 さて、今回の本題はMIDIとWAVである。以前使っていたYAMAHAのクラヴィノーバではこれを使って演奏していた。

 

thinkinglog.hatenablog.com

  CASIOの、MIDIとAUDIOの録音はクラヴィノーバに比べると機能が良くない。本体での録音は、MIDIしかできない。しかも、2トラックのみ。一曲分の右手と左手だけだ。USBメモリでは逆にMIDIの録音はできず、AUDIOつまりWAVのみである。この制限が使いづらい。

 説明書を読むと、USBメモリにはMIDIファイルを格納して再生できるとある。そこで、今までクラヴィノーバで使っていたMIDIファイル、これはクラヴィノーバで演奏したものだ、と、WAVファイルを再生させてみた。方法は、取扱説明書のP.43に記載の通り。引っかかった点は、

 Macのリカバリ起動ディスクとして使っていたUSBメモリを使ったところ、フォーマットできずにエラーとなった。MacのDisk Utilityであらかじめ、フォーマットはFAT、パーティション方式はマスター・ブート・レコードでフォーマットしておかなければならない。

 クラヴィノーバではファイル名の制限があり、USERAUDIOXX.WAVというようなファイル名であったが、これをそのまま使うと、表示桁数に入りきらずよくわからなくなる。ファイル名は8文字までにしたほうが良い。今回は頭の4桁、USERをファイル名から削除した。

 クラヴィノーバでは上記のファイル名の制限などから推測できるように、自分で用意したWAVファイルをクラヴィノーバ上で再生することはサポートしていない。僕が以前に書いたように「可能」ではあるが。

 しかし、CASIOのこのCELVIANO Grand Hybridではマニュアルに方法が記載されていて、サポートしている形式も記述されている。これは良い点だ。

 実際問題なく再生することができた。MIDI形式は、当然のことながらGP-300BKの音源で鳴るので、クラヴィノーバとの違いを思い出して興味深い。WAVの方はクラヴィノーバの音源そのままで、それがCELVIANOから再生される。随分と音色が違うことに改めて気付く。YAMAHA Clavinova CLP-470の音はとても良い音だったのだ、と思った。もちろん、GP-300BKも負けていない。