慢性副鼻腔炎、あるいは、好酸球性副鼻腔炎の手術後

 しばらく間が空いてしまった。今日は退院してから10日目。手術してから15日目だ。まだそれしか経っていないのか、という思いがある一方、退院したからの日常のスピードは速い。最近の様子を記録しておこう。

 入院中は毎朝処置の時間があり、吸引してもらっていたことは記載したとおりである。吸引自体はズズッと痛いものの、吸引してもらうと詰まりが解消していくことが実感できて、食べるのにも、飲むのにも、苦しさは少しずつ減っていった。退院時の時には鼻栓はしていたが、空気は鼻で通っている、という感触があった。退院後一週間で退院後初めての通院をすることになる。それまでは鼻洗浄を朝晩2回ずつ続ける。出血量はかなり少なくなっていたものの、鼻洗浄をすると何か血の塊のようなものが時々出てきた。

 退院後初めての通院では先生曰く「スッキリ」するとのことで、Webなどを調べて見ると、鼻の中の止血している何かを取り出す、とか、その取り出したものがとんでもない量出てくるのだとか、その取り出すときがものすごく痛い、とか色々とある。「スッキリ」をワクワク期待している反面、痛いのだろうか、とビクビクして受診したが、結論から言うと、ものすごく痛い、と言うわけでもなく、また、とんでもない量が出てくるわけでもない。

 痛さのレベルとしては、入院中の吸引よりは痛くない。泣かずに我慢できる範囲だ。また、何が出てくるのかと言うと、透明なシリコンでできたまあるい三角形のシート、である。だいたい3cmぐらいの大きさ。ギターのピックをふた回りぐらい大きくしたようなもの、といった印象があった。これが鼻の穴から出てくるのだから、それはそれでびっくりだが、とんでもない量、ではない。

 予定外だったのは、この後も綿球で鼻に栓をしていなければならないのが続くこと。保湿、感染症予防、などのためなのだろう。また、お酒、運動もこのあと二週間はだめ。

 たまに鼻に詰まっている綿球を外して息をしてみると、明らかに手術前よりも通りが良い。鼻スッキリ、だ。通りが良すぎて、何か変な感じがする。変な音がするような気がする。また、声がなんだか変。スッキリしているのに鼻声のような感じだ。耳の方向の詰まりがあるような感じもする。

 また一週間後に外来受診。さてどうなるか。