光ファイバーが引き込めないマンション 2/2

 

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 この前、こんな記事を書いた。その後の経過を書こう。

 申し込んだのち、一週間も経たずにNTTコミュニケーションズから導入コンサルの電話があった。こちらからの疑問点をいくつか質問しながら順調に導入コンサルの電話は終了。1点目の確認としては、VDSLではなくて光ファイバーの導入である、ということ。2点目はもしも光ファイバーを引き込めなかった場合の解約についてだ。この場合は所期の工事が完了できなかったという理由で、問題なく解約できるとのことだった。また、3点目として料金の話。ひかり電話対応の電話を借りた場合は、300円程度の使用量がかかるような記載がWeb上にあったが、特に何もかからないと確認した。

 導入前の疑問も解決できたので、あとは工事。

 工事の日、総勢5名程度の工事のお兄さんたちがやってきた。電話のモジュラージャックの端子の位置を示し、ここに引き込みたい旨を伝えた。早速、モジャラージャックのコンセント盤が取り外された。「管が来てないな」と言っているのが聞こえる。先端にカメラのついた胃カメラのずっと長いものがやってきた。これをスルスルと端子盤の穴から入れて行って、手元の画面で慎重に確認を進める。が、見つからない。また、共用IDFから導入用のスチール線を入れていくと、床下でごそごそと線が動いている音がする。入れては引っ込めを繰り返して、電話のモジューラージャックから1mもない場所にまでスチール線がきているような気配がわかるが、それでもその線をカメラで見つけられない。

 結局、工事はできなかった。非常に残念だ。

 代替策として、VDSLを使ってのインターネットサービスの提供はあり得る、とNTTコミュニケーションズに確認したものの、それでは今と変わりがない。キャッシュバッグが得られるという旨味はある一方で、VDSLの切り替えなので、既存のVDSLを解約、解約の確認が取れた後に新規申し込みとなり、インターネットが使えない期間がしばらくできてしまう。

 Softbank Airにしてしまう、という手も考えたが、夜間のインターネット混雑時間の速度低下のリスクをかんがえると、VDSLに比べて有利とは言えない。

 したがって、このままBiglobeのVDSLサービスを継続することとした。やれやれ。