空飛ぶタイヤ 池井戸潤 著

池井戸潤の本は今まで読んだことがなかった。ドラマで半沢直樹、下町ロケットは見たことがある。ドラマも間違いなく面白いが、本も間違いなく面白い。
空飛ぶタイヤは、三菱自動車のリコール隠蔽事件をモチーフにした小説だ。事の顛末は小説と事実では異なるとしても、実際にこのような事故で人が亡くなっていて、それが、三菱自動車のリコール隠蔽を原因としていることは変わらずに事実である。
上げては下がり、下がっては上がる、ジェットコースターのような小説で、息をつかせない。これはオススメできる。