ORION OL55XD100レビュー
テレビを買い換えた。これまで使っていたのは、フナイ電気の32インチの液晶テレビ。買い換えるとなれば、置ける最大の大きさにしたい。となると、ギリギリ58インチ程度。55から58インチぐらいで機種を検討していたところ、というか、ドンキホーテから格安のテレビが出ると聞いてから検討し始めたわけだが、下記のテレビがめちゃくちゃ安い。しかも、4Kチューナー内蔵。QLEDパネル。
https://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=3099
今までもドンキホーテブランドのテレビが何度か話題になっていた。ジェネリックレグザなどと言われていた。
国産一流メーカーに比べれば確かに何か劣るところもあるかもしれないが、それにしてもこの値段だ。58インチで59,800円。4Kチューナーも内蔵だ。これを買おうと思ってドンキホーテに行ったら、展示はなかったが確かにこの値段で売っている。だが、その隣に在庫限りとして、ORIONの55インチテレビが売っていた。値段は49,800円。ORIONのOL55XD100。これは安い。伏兵の登場に少々動揺しつつ、その場でiPhoneでスペックなどをチェック。大きさは58インチよりはひと回り小さい。が、2チューナー搭載で、HDDを接続した場合裏番組の録画ができる(ドンキの58インチはシングルチューナーなのでできない)。HDMIポートは全て2.0で4K対応で4端子。これらの仕様は私の用途では問題ないように見える。お店のスタッフの方に尋ねると、在庫は1台だけあるとのこと。即決だ。
実際使ってみると、何の問題もない。きっと有機ELパネルの機種に比べれば、黒の沈み込みが浅いとかあるんだろうが、必要十分。バックライトも明るすぎなぐらい。良い買い物だった。
オーディオ変遷からFostex AP20dまで
昔々、オーディオがブームになったときがあった。今から三十年ぐらい前か。ゴッキュッパ、30cmウーファーの3way大型ブックシェルフスピーカーとか、ナナキュッパのとても重いプリメインアンプ。ソニー、サンスイ、オンキョー、ケンウッド、ビクター、テクニクス、デノン、マランツ、パイオニアなどなど、たくさんのメーカーが力の入った製品を出していた。そのとき買ったアンプは、サンスイのAU-α607Extra。
これに、CDプレーヤーがTEAC CD-P3000、スピーカーがDIATONE DS-500
という組み合わせだった。これは今から考えると、良い音がするオーディオだった。後に、スピーカーはBOSE AM-5 IIIに変更。置き場所の問題でやむなく変更したスピーカーだったが、これもよかった。
そんなことをしているうちに、サンスイのアンプのボリュームからガリガリ音が聞こえるようになり、一度山水に修理に出したものの、再発。修理部品もなく、やむなく手放し、代わりに、プリメインアンプ DENON PMA-1500AE、CDプレーヤー DCD-1500AEを購入。サンスイとTEACから交換した時は、ちょっとだけガックリした記憶がある。というのは、サンスイのアンプはナナキュッパクラスだったから、DENONのPMA-1500AEと同クラスだが、CDプレーヤーのTEAC CD-P3000は定価39,800円の低価格なものから、DENON DCD-1500AE、定価84,000円に変更したのだから、グッと良くなって当たり前だろうという思い込みがあったのだ。グッと良くなったというよりは、音の趣向が変わったという感じだった。キレ、艶のある音から、正統派の音になった。
しばらく、このオーディオセットで音楽を聴いていたが、CDを買わなくなり、ソースがApple Musicになってきたことから、CDプレーヤーを売却。その後、スピーカーをBOSEから自作のバックロードホーンスピーカーD-10 通称バッキーに変更。この変更は大きかった。BOSEも悪くなかったが、バッキーは素晴らしい。この経緯は下記の記事にある。
Apple MusicはAirMac ExpressからAirPlayをアナログ出力してプリメインアンプで聴いていた。しかし、ソースはAppleMusicしかないので、音源のセレクタも要らないし、何よりアンプがデカくて重い。これがなければ大きなテレビが置ける。というような事情から、プリメインアンプのリプレースを考えた。
最近の、いわゆる中間アンプも侮るべからず、と思い、ちょっとLepyのアンプを試したりしたが、私には今ひとつだった。Lepyも様々な機種があるから、たまたま私の試したものだけがいまひとつだったのかもしれない。ホワイトノイズが大きいとか、ボリュームの調節が滑らかではない、とか、小音量で左右の音量差がある、とか、そのようなことが気になる。となると、別の中華アンプを買うのもちょっと怖くなってきて、でも、小さいアンプが必要だ、ということで、Fostex AP20dを購入した。
結論から言うと、AP20dは私のとっては最低ラインはクリアした。ホワイトノイズは気にならない程度だし、ボリュームも滑らか、本体もシンプルで好ましいデザイン、音も十分及第点である。「及第点」はあくまでも私の個人的な及第点であり、値段に比べてどうの、とかそういうものではない。私の個人的な主観における、絶対値としての音質において及第点、という意味だ。
PMA-1500AEから比べると、左右の分離、音像の確かさは変わらない程度で、音の沈み込みが足りない、とか、音の高音のヌケ・キレが足りない、とか、そういう感想はある。しかし、バッキーを十分鳴らすことができ、楽しく音楽を聴けるレベルだ。
今回のAP20dを導入して、改めて感じるのは、オーディオの技術革新って進んでない、ということだ。安いデジタルアンプが最近出てきているものの、やはり金のかかった重量の重いアナログアンプの音には敵わない(あくまでも私の主観)。昔、CDプレーヤーを廃止してDVDプレーヤーでカバーできないかと試したことがあるのだが、その時も思ったのだが、明らかにダメだったのだ。つまらない音楽になってしまうのだ。安いDAコンバータを試した時もそうだった。
良い音を奏でるには、うんと金をかけるか、重くて、大きい機材を使うか、がベターなんだろうなと思っている。
でも、間違って解釈しないでください。Fostex AP20dは良いですよ。気に入りました。私はこれを使い続けることに決めました。この値段で、この音質なら、最高だ。
iMovieで動画と録音がずれる
iPhoneで動画を撮り、その音声を同時に別の機械で録音してiMovieで合わせてみようとした。すると、iPhoneの動画が遅れるというか、音声が先に行くというか、そのような状況になる。ちょっと調べたところ、下記の記事が該当するようだ。
別の音声は44.1kHz。動画は30fpsでおそらく音声は48kHz。このズレが曲が進むにつれて誤差として出てくるようだ。
音声を44.1kHzから48kHzにトランスコードしたいが、手持ちのアプリケーションではできない。録音する機器は電子ピアノで、サンプリングレートは44.1kHzで固定。今のところ解決できないので、iPhoneで直接音も撮ることにした。もう少し方法を考えたい。
iPhoneでデュアルSIM、SIMの差し替えしたら動作しないとき
iPhoneではDSDVを使っている。eSIMには楽天モバイル、物理SIMにはドコモ系の格安SIMを使っている。物理SIMを差し替えたところ、どちらの通信もうまくいかなくなってしまった。
結論から言うと、下記のブログがドンピシャの内容だった。
https://king.mineo.jp/my/sato/reports/70981
APNのプロファイルは設定の一般からインストールするのは混同しやすい。モバイル通信のそれぞれのデータ通信からインストールさせるべきだね。
楽天モバイルをiPhoneで使う
4月から本格サービスインした楽天モバイル。月額2,980円のUN-LIMITプランが1年間無料だし、楽天ポイントがたくさん戻ってくるようだし、iPhone11ではDSDV(同時に2つのSIMで待受けできる)だし、ということで申し込んで使い始めた。
最初に一番気になるのはエリアの問題だ。Softbankだって、昔、vodafoneからSoftbankが日本の携帯事業を買収した時、散々エリアが狭い、電波が弱い、と言われていた。今では、三大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で電波の良し悪しを問題にする人は少ない。しかし、楽天モバイルは始まったばかり。楽天モバイルに切り替えるとなるとちょっと電波リスクは怖いが、DSDV、つまりSIM2枚で同時待ち受けができるのであれば、楽天モバイルの調子が悪ければもう片方に切り替えれば良いというわけだ。
申し込みにあたって、情報収集でお世話になったのは下記のサイト。
このサイトの情報を読めば、楽天モバイルに関わることは全てわかる。楽天モバイルは現時点(2020/05)ではiPhoneを公式にサポートしていないが、動作させるにはどうすれば良いのか、制限は何か、などなどとても勉強になった。
楽天モバイルの使用感についてはたくさんのWebに記載されているのでここでは述べないが、私の環境で気になったのは、まず電波の入り。やはり、やや弱いというか、穴がある。例えば、荒川の河川敷のあるところでは、あんなに開けた場所なのに全く楽天をつかまない。あと、マンション室内などで弱いことがあった。電波を掴めれば速いのだが。
サポートされていないのはわかっているとはいえ、iPhoneでRakuten Linkが使えないのは痛い。これが使えればどこに電話しても無料で、Rakuten Link同士であれば音質も良い。これがiPhoneで使えるようになることを強く願う。
Apple TV+はApple TV 2ndでは見ることができない
ディズニーデラックスを2ヶ月契約して徹底的に見た。一番見たかったのは、マンダロリアンで、期待に違わぬ素晴らしいドラマだった。一旦、ディズニーデラックスの契約は中断して、次に契約してみたのはApple TV+。始まったばかりのサービスだが、オリジナルドラマの評価が高いと聞く。
Apple TV+(こちらはサービス名のApple TV+)を我が家のApple TV(こちらはハードウェアのApple TV。ややこしい。)で見ようとしたが、我が家のApple TVは第二世代。なので、Apple TV+アプリが搭載されていない。これは予めわかっていたことなので、iPadで(iPhoneでも良いが)Apple TV+を映して、それをAirPlayでApple TV経由でテレビに映せば良いと考えた。
しかし、どうやってもできない。エラーが出る。他の動画、例えばYouTubeは正常にAirPlayできるから、Apple TV+がAirPlayで飛ばせない、ということになる。第二世代Apple TVの問題なのかもしれないから、他の機種例えば第3世代以降ならばAirPlayで飛ばせるのかもしれないが我が家ではテストできない。
どうしたら良いかと困っていたら、Amazon Fire TV StickにApple TVアプリがリリースされていた。2020年4月のリリースだから、つい最近だ。日本以外の国でリリースされていたのはニュースで知っていたが、日本で出ていたとは知らなかった。これを我が家のAmazon Fire TV Stickにインストール。これで問題なくApple TV+をテレビで見ることができるようになった。
我が家では、ディズニーデラックス、Apple TV、Amazonの動画サービス、をFire Stickで見たが、どれも画質的には問題ない。ただ、AppleTVは再生開始までにやや時間がかかる印象。ただし、始まってしまうと高画質で、途切れることもない。ディズニーデラックスは夜間のネット混雑時間帯に時折途切れることがあった。
USB-C PD充電器 30WでLenovo X390を使うと
会社で貸与されたLenovo X390の自宅あるいは出張用充電器を検討した。最初に配布されたのはLenovoのUSB-C 65W充電器だ。LenovoのX390の情報を確認すると、45Wが同梱されているモデルもある。なので、45Wは普通で、65Wは急速充電が可能なのだろう。
自分で充電器を購入する場合、今回は持ち歩きの際の小さを優先することとし、あえて供給電力30Wの充電器を購入した。下記のAUKEYのPA-Y19だ。
使用したところ、
・PA-Y19を接続してX390を起動すると、最初に警告が画面表示される。Slowな充電しかできないよ、最初についてきたものを使ってね、というアラーム。ESC押してそのまま起動プロセスに進むことができる。
・実際、充電は65Wに比べるとグッと遅い。が、PC使用しながらも徐々に充電して行く。
・充電時はPA-Y19の本体がまあまあ熱くなる。
余程、大きさを小さくしたいのでなければ、60Wクラスの充電器を購入した方が良いかもしれない。