電子ピアノ用のヘッドホンとしてSONY MDR-CD900ST

 電子ピアノのヘッドホンを新調することにした。今まで使っていたのは、SONY MDR-CD1700だ。

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■価格 25,000円
■型式 密閉ダイナミック型
■振動板 50㎜ドーム型(ベクトラン配合バイオセルロース振動板)
■インピーダンス 32Ω
■再生周波数帯域 5-30,000Hz
■許容入力 1,000mW
■感度 106dB/mW
■コード 3.5m LC-OFC CLASS1 リッツ線 ステレオ2ウェイプラグ
■重量 325g(コード含まず)
■発売 1996年6月
■販売終了 2000年頃
■備考

ABS樹脂ハウジング
高磁力ネオジウム(従来比30%up)採用
布素材イヤパッド

 下記のWebもこの機種を知る上で参考になる。

memorva.jp

 発売時期から考えて、20年以上使っていることになる。ベロア調のイヤパッドは色が褪色しているし、頭のヘッドバンドのウレタンが劣化してボロボロだ。Line Payのマイナポイントの特別クーポンを今月以内に使わないといけないので、このMDR-CD1700を買い換えることにした。

 機種は散々に悩んだが、半分以上ミーハーな憧れを認めた上で、下記を選んだ。

www.sony.jp

 最大の使用目的は、電子ピアノのヘッドホンで、音楽や映画の鑑賞ではないわけだから、モニターヘッドホンを使用するのも理にかなっている(ような気がする)。製品選定の時に調べたいろいろなWebで何度も見たのが「音楽を聴くためのヘッドホンなら他に優れたものがある。音は直接的で聴き疲れがする。」というような内容だ。

 で買ってすぐに電子ピアノで使った感想は、「MDR-1700は素晴らしい」だ。まだMDR-CD900STはエージングできていないから、音はまた改めて評価したい。が、MDR-1700の素晴らしさを再認識した。音場は広く、音域はクリアかつ雄大。音は抜けが良く、低域は締まっているのに量感がある。ピアノを弾いていて楽しく感じさせる力がある。エージング前のMDR-CD900STは、抜けの点で1700には及ばず、音場は二段階は狭い。これから使ってみて再度評価しよう。

 

Apple Watch series 1のバッテリが膨張した 続き

 

thinkinglog.hatenablog.com

  前回書いたように、何度やっても無限ループから脱することができない。Apple Watchの初期化など思いつく方法は全て実施した。そこで、アッブルに電話サポートを依頼した。ここまでやってできないので、僕一人ではもうどうしようもないという判断だ。

 アップルの電話サポートは予約制で、今すぐの電話の予約は不可だったので翌日の電話を予約した。翌日、時間前にSMSでお知らせが来たりとなかなか親切な作りで、気持ちの上では万全の準備で電話を受けた。

 電話では、今までの経緯、バッテリ交換したが初期設定できない旨を説明した。予想通り、と言っては申し訳ないが、最初に応対してくださった方が言うような方法は全て試し済みだ。「Apple WatchのOSバージョンはなんですか?」と聞いてくるようなこともあった。初期設定できないのだから、OSのバージョンを確認も何もできないわけだ。一通りのやりとりののち、スペシャリストなる人に応対を替わるとのこと。おっと来ました、スペシャリスト。さて、ここからが勝負だ。いや、勝負しているわけじゃないのですが。

 スペシャリストに変わってから、もう一度一通り説明して操作する。Apple Watchのハードリセットのような操作は知らなかったが、これをやっても改善しない。iPhoneをスペシャリスト側に画面共有しながら進めるので、効率が良い。散々やった挙句に結論としては再度交換。ここまでたどり着くまでに一時間以上かかったが、応対は丁寧で、非常に話しやすかった。

 交換となったので、Apple Watchの本体をヤマトさんが取りに来た。修理の推移はメールで案内が来るのだが、「交換になった」「発送待ち」に数日後にはステータスが変更となり、もうすぐ終わる、と思ったのに、そこから発送済み、にならない。発送保留のままだ。発送前に念入りに何かを確認しているのだろうと解釈して待つことおよそ1週間。やっと発送されて届いた。

 初期設定は、あっさり完了した。バージョンアップはなかった。

 アップルウォッチの電池交換はまあまあの値段がするけれども、最後まで責任を持って対応してくれたしよかったです。

Apple Watch series 1のバッテリが膨張した

 突然、Apple Watch Series 1の液晶画面が外れていた。外れたというか、貝のように片側が押し上げられている。「ああ、バッテリ膨張だな。」と直感し、そのままそっと家に持って帰る。バッテリ膨張の様子は、下記のようなwebに記載がある。

u-phone.net

 2018年の1月に購入したApple Watch series 1なので、使用期間は2年と9ヶ月。それ以前に購入した初代Apple Watchは4年間何事もなく使えていたことを考えると(バッテリのへたりはあったけれども)、series 1のバッテリ膨張まで結構短いもんだな、と思うが、なってしまったものは仕方ない、対応を考える。

 

 修理料金を調べてみると、

保証対象外修理サービス料金が20,800円(税別)、バッテリーサービス料金(保証対象外)が8,800円(税別)。バッテリ膨張による液晶画面の剥がれがどちらに分類されるのかわからないが、保証対象外修理だと仮定すると修理するのは無駄、ということになる。だって、series 3が19,800円で買えるのだから。一方、8,800円で済むならば許容範囲内。どちらになるのか判断して決める必要があるので、Apple Store Ginzaの対面サポートを予約した。にしても、この対面サポート、直近の日は予約が全て埋まってしまっていて、予約するのが大変。

 

 Apple Store Ginzaでのサポートはスムーズだった。待たさせることもなく、また、対応の時間も早い。その場で「修理で調べて内部に予想外の損傷などがない限り、8,800円の予定」と分かったので、バッテリーサービス料金での修理を依頼。ただし、修理は預かり修理となり、1週間ほどで自宅へ送付となる。

 

 1週間たたないうちに、修理からApple Watch series 1が戻ってきた。本体のみが、綺麗な外箱に入って、おそらく本体交換だったようだ。初期設定をiPhone XRで行う。iPhoneをApple Watchに近づけて、ペアリングのモヤモヤの画像をカメラで撮影して、といつものスムーズな感じで始まったが、「アップデートがあります。今すぐアップデートしてください。」との表示。watchOS 7はseries 1には適用できないが、watchOS6の最新版にアップデートする必要があるようだ。「今すぐアップデート」をタップ。

 

 すると、「アップデートを確認できません。」との表示。その下には「インターネットに接続されていないため、アップデートを確認できません。」と書かれている。いやいやインターネットには接続されているし、と「やり直す」をタップしても、エラーの無限ループ。さて、どうするか。(続く)

Apple Watch series 3にwatchOS 7が容量不足でインストールできない

 watchOS7がリリースされたので、早速Apple Watch series3にインストールしようとしたら、「空き容量が不足していて、アップデートがインストールできない。」とエラーが出る。前回のアップデートの時もこのようなメッセージが出た記憶があり、その時は再起動することでなぜか空き容量が確保できてアップデートできたので同様に今回も再起動。しかし、またも同じエラーメッセージ。

 調べてみると、

support.apple.com

 このアプリを消したり、同期メールを減らしたり、音楽の同期を減らしたりしても、エラーが消えずアップデートできない。仕方ないので、このページにある「メディアや App を削除してもアップデートできない場合は、次のセクションの手順を実行」を試してみたところ、watchOS7にアップデートすることができた。

 流れとしては、

Suicaを削除(念のため)→ペアリングを解除(で、バックアップが取得される)→新しいAppleWatchとして設定→watchOSをアップデート→ペアリングを解除→バックアップからApple Watchを設定

 

 とても時間がかかります。1日がかりです。

 こんなに頑張ってアップデートしたのに、watchOS7の手洗い機能がseries3では使えないと今頃知った。

 

ORION OL55XD100レビュー

 テレビを買い換えた。これまで使っていたのは、フナイ電気の32インチの液晶テレビ。買い換えるとなれば、置ける最大の大きさにしたい。となると、ギリギリ58インチ程度。55から58インチぐらいで機種を検討していたところ、というか、ドンキホーテから格安のテレビが出ると聞いてから検討し始めたわけだが、下記のテレビがめちゃくちゃ安い。しかも、4Kチューナー内蔵。QLEDパネル。

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https://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=3099

 今までもドンキホーテブランドのテレビが何度か話題になっていた。ジェネリックレグザなどと言われていた。

 国産一流メーカーに比べれば確かに何か劣るところもあるかもしれないが、それにしてもこの値段だ。58インチで59,800円。4Kチューナーも内蔵だ。これを買おうと思ってドンキホーテに行ったら、展示はなかったが確かにこの値段で売っている。だが、その隣に在庫限りとして、ORIONの55インチテレビが売っていた。値段は49,800円。ORIONのOL55XD100。これは安い。伏兵の登場に少々動揺しつつ、その場でiPhoneでスペックなどをチェック。大きさは58インチよりはひと回り小さい。が、2チューナー搭載で、HDDを接続した場合裏番組の録画ができる(ドンキの58インチはシングルチューナーなのでできない)。HDMIポートは全て2.0で4K対応で4端子。これらの仕様は私の用途では問題ないように見える。お店のスタッフの方に尋ねると、在庫は1台だけあるとのこと。即決だ。

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www.doshisha-orion.com

 実際使ってみると、何の問題もない。きっと有機ELパネルの機種に比べれば、黒の沈み込みが浅いとかあるんだろうが、必要十分。バックライトも明るすぎなぐらい。良い買い物だった。

オーディオ変遷からFostex AP20dまで

 昔々、オーディオがブームになったときがあった。今から三十年ぐらい前か。ゴッキュッパ、30cmウーファーの3way大型ブックシェルフスピーカーとか、ナナキュッパのとても重いプリメインアンプ。ソニー、サンスイ、オンキョー、ケンウッド、ビクター、テクニクス、デノン、マランツ、パイオニアなどなど、たくさんのメーカーが力の入った製品を出していた。そのとき買ったアンプは、サンスイのAU-α607Extra。

 

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これに、CDプレーヤーがTEAC CD-P3000、スピーカーがDIATONE DS-500

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Diatone DS-500

という組み合わせだった。これは今から考えると、良い音がするオーディオだった。後に、スピーカーはBOSE AM-5 IIIに変更。置き場所の問題でやむなく変更したスピーカーだったが、これもよかった。

 そんなことをしているうちに、サンスイのアンプのボリュームからガリガリ音が聞こえるようになり、一度山水に修理に出したものの、再発。修理部品もなく、やむなく手放し、代わりに、プリメインアンプ DENON PMA-1500AE、CDプレーヤー DCD-1500AEを購入。サンスイとTEACから交換した時は、ちょっとだけガックリした記憶がある。というのは、サンスイのアンプはナナキュッパクラスだったから、DENONのPMA-1500AEと同クラスだが、CDプレーヤーのTEAC CD-P3000は定価39,800円の低価格なものから、DENON DCD-1500AE、定価84,000円に変更したのだから、グッと良くなって当たり前だろうという思い込みがあったのだ。グッと良くなったというよりは、音の趣向が変わったという感じだった。キレ、艶のある音から、正統派の音になった。

 しばらく、このオーディオセットで音楽を聴いていたが、CDを買わなくなり、ソースがApple Musicになってきたことから、CDプレーヤーを売却。その後、スピーカーをBOSEから自作のバックロードホーンスピーカーD-10 通称バッキーに変更。この変更は大きかった。BOSEも悪くなかったが、バッキーは素晴らしい。この経緯は下記の記事にある。

 

thinkinglog.hatenablog.com

  Apple MusicはAirMac ExpressからAirPlayをアナログ出力してプリメインアンプで聴いていた。しかし、ソースはAppleMusicしかないので、音源のセレクタも要らないし、何よりアンプがデカくて重い。これがなければ大きなテレビが置ける。というような事情から、プリメインアンプのリプレースを考えた。

 最近の、いわゆる中間アンプも侮るべからず、と思い、ちょっとLepyのアンプを試したりしたが、私には今ひとつだった。Lepyも様々な機種があるから、たまたま私の試したものだけがいまひとつだったのかもしれない。ホワイトノイズが大きいとか、ボリュームの調節が滑らかではない、とか、小音量で左右の音量差がある、とか、そのようなことが気になる。となると、別の中華アンプを買うのもちょっと怖くなってきて、でも、小さいアンプが必要だ、ということで、Fostex AP20dを購入した。

 

 結論から言うと、AP20dは私のとっては最低ラインはクリアした。ホワイトノイズは気にならない程度だし、ボリュームも滑らか、本体もシンプルで好ましいデザイン、音も十分及第点である。「及第点」はあくまでも私の個人的な及第点であり、値段に比べてどうの、とかそういうものではない。私の個人的な主観における、絶対値としての音質において及第点、という意味だ。

 PMA-1500AEから比べると、左右の分離、音像の確かさは変わらない程度で、音の沈み込みが足りない、とか、音の高音のヌケ・キレが足りない、とか、そういう感想はある。しかし、バッキーを十分鳴らすことができ、楽しく音楽を聴けるレベルだ。

 今回のAP20dを導入して、改めて感じるのは、オーディオの技術革新って進んでない、ということだ。安いデジタルアンプが最近出てきているものの、やはり金のかかった重量の重いアナログアンプの音には敵わない(あくまでも私の主観)。昔、CDプレーヤーを廃止してDVDプレーヤーでカバーできないかと試したことがあるのだが、その時も思ったのだが、明らかにダメだったのだ。つまらない音楽になってしまうのだ。安いDAコンバータを試した時もそうだった。

 良い音を奏でるには、うんと金をかけるか、重くて、大きい機材を使うか、がベターなんだろうなと思っている。

 でも、間違って解釈しないでください。Fostex AP20dは良いですよ。気に入りました。私はこれを使い続けることに決めました。この値段で、この音質なら、最高だ。

iMovieで動画と録音がずれる

 iPhoneで動画を撮り、その音声を同時に別の機械で録音してiMovieで合わせてみようとした。すると、iPhoneの動画が遅れるというか、音声が先に行くというか、そのような状況になる。ちょっと調べたところ、下記の記事が該当するようだ。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 別の音声は44.1kHz。動画は30fpsでおそらく音声は48kHz。このズレが曲が進むにつれて誤差として出てくるようだ。

 音声を44.1kHzから48kHzにトランスコードしたいが、手持ちのアプリケーションではできない。録音する機器は電子ピアノで、サンプリングレートは44.1kHzで固定。今のところ解決できないので、iPhoneで直接音も撮ることにした。もう少し方法を考えたい。