2019-04-27から1日間の記事一覧

読書感想 壁の男 貫井徳郎 著

この本をどう言い表してよいのか、未だによくわからない。私は読後に放心状態になってしまった。今まで貫井徳郎の本は何冊か読んでいる。乱反射、愚行録などだ。人間の不条理さを描いた、氏の特有の描写は、ときに救いの無さを読後に感じたが、この「壁の男…