PS4 VR専用ソフト ASTRO BOTは間違いなくすごい

ASTRO BOTだ。PS4のVR専用ソフトである。買おうかどうかしばらくの間迷っていたが、調べてみると絶賛している評価ばかりで、Disk版を購入した。Disk版を購入したのは、面白くなかったら売っちゃえばいいし、という打算があったのはいうまでもない。 結論から…

鋼鉄の叫び 鈴木光司 著

鈴木光司の本は今まで読んだことがなかったように思う。リング、螺旋のイメージが強くて、食わず嫌いだったというか。 この本は、特攻隊の変態を自らの意思で離れて生還した人間、という峯岸泰三中尉と、それを探し当てるべく奔走するテレビディレクターの雪…

空飛ぶタイヤ 池井戸潤 著

池井戸潤の本は今まで読んだことがなかった。ドラマで半沢直樹、下町ロケットは見たことがある。ドラマも間違いなく面白いが、本も間違いなく面白い。 空飛ぶタイヤは、三菱自動車のリコール隠蔽事件をモチーフにした小説だ。事の顛末は小説と事実では異なる…

iX1500を購入した。使ってみた最初の感想。

iX1500を購入した。発売日2018年10月12日に購入した。Apple製品以外では、ほとんど発売日に買う、なんてことは今までなかった。Nintendo Wiiぐらいなんじゃないだろうか、発売日に買ったのは。 scansnap.fujitsu.com iX500を今まで使っていた。ほとんど不満…

アウトバーン 深町秋生 著

深町秋生の本は今まで読んだことがなかったと思う。 八神瑛子シリーズの最初である。スピード感があって面白い。お勧めできる。

沈黙法廷 佐々木譲 著

僕の好きな作家の佐々木譲の作品。これはまだ読んでいなかった。 疑わしきは罰せず、とはいうものの、何が疑わしきレベルなのか、合理的な疑いとは何なのか、をもチープとして、様々な登場人物の人生が法廷で一点に交差する。この本も素晴らしく面白かった。…

読書感想 テロリストの処方 久坂部羊 著

医療格差を題材にした小説。まあまあ面白い。この先の日本の医療はどうなるのかという不安と重なる。

読書感想 覗くモーテル 観察日誌 ゲイ・タリーズ著

産経新聞の書評で目にして、気になっていた本だ。この本を手に取るのは少々ためらいがあった。本のタイトル、そして表紙。中身は性的ないやらしい興味本位のものではなく、人はどうして覗くのか、何を覗きたいのか、を徐々に明らかにしていく。また、この本…

読書感想 11 eleven 津原泰水 著

これまたあまり好みに合わなかった。妙なかんじの小説だ。完読できず。

読書感想 鷺と雪 北村薫 著

直木賞受賞作。ですが、私の好みではありませんでした。完読できず。申し訳ない。

読書感想 英龍伝 佐々木譲 著

幕末の伊豆・韮山の代官であった江川英龍の一生を描いた小説。 武揚伝などを書いた筆者の得意とするこの時代の小説は面白い。お勧めできる。

Macの写真アプリでiPhoneの写真が重複する

「Macの写真アプリでiPhoneの写真が重複する」ってことにしばらく前から気づいてて、これってiOS11から採用になった写真の新フォーマットHEIFに起因するものだろうな、まさか重複するような仕様のままにAppleがするわけないし、と思っていたんですよ。 で、…

読書感想 「原因と結果」の経済学―データから真実を見抜く思考法 中室牧子 著

前回「学力」の経済学を読んだ。 thinkinglog.hatenablog.com これも良い本であったが、今回の「原因と結果」の経済学は、もう少し広く学力以外にも広げて、エビデンスとは何か、立証するとは何か、効果とは何か、を説いている。私のような統計学を知らない…

読書感想 神の二つの貌 貫井徳郎 著

貫井徳郎の本は、僕にとっては覚悟して読まねばならない本だ。空白の叫び、愚行録、乱反射。これらは全て、読後に爽快とは言えない妙な気分になる本だ。しかし、読みことから離れられない。 今回の「神の二つの貌」は、それらに比べるとやや薄い感じがする。…

されど愛しきお妻様 鈴木大介 著

とても示唆に富む一冊だった。「できて当たり前」を当たり前のように要求することの、罪深さ。人間誰しもやってしまうものだ。筆者は自身が脳梗塞で倒れ、脳機能障害を抱えてしまう。分かっていた「つもり」だった妻への今までの対応の罪深さに気づくのだ。 …

日立冷蔵庫 R-S5000G

今まで使っていた冷蔵庫が冷えにくくなった。使っていたのは東芝GR-A51R。野菜室が冷蔵室の中にあり、冷蔵庫の中が乾燥していない特徴的な冷蔵庫だった。修理の手配をして修理の担当の方から電話をもらった。症状を説明したところ、原因はほぼフロンの漏れと…

読書感想 おしゃれが苦手でもセンスよく見せる 最強の「服選び」 大山旬 著

この本はいい。ファッションをどうにかしたいなと薄ぼんやり思っているおじさんに最良の書である。おじさんはファッションのコツを知りたいと思いつつも、どうやってフッションの知識を仕入れたら良いのかわからない。ファッション雑誌を手に取るのは小っ恥…

読書感想 きことわ 朝吹真理子 著

第144回芥川賞受賞作。でも、すみません、僕には面白さがわからなかった。最後めまで読み進められませんでした。申し訳ない。こういう美しい小説は僕には向いてないんだなあ。

読書感想 撃てない警官 安東能明 著

一般的な警察小説とは趣が異なる。キャリア官僚である柴崎は部下の引き起こした事件により所轄に飛ばされ、そこで起こる様々な事件、出来事の短編集。人情話もあり、とても良い。お勧めできる。

パスポート用の写真をiPhoneで

パスポート用の写真をiPhoneとコンビニの写真プリントでどうにかしたい、と思ってどうにかなったので、忘れないように記録しておく。 パスポートの写真というのは、45mm×35mmの写真であり、普通はパスポートセンターの手前にある写真屋さんで撮ってしまうよ…

読書感想 警官の条件 佐々木譲 著

最初から申し上げますと、絶対に面白いのでオススメできる、です。 「警官の血」は素晴らしい小説だった。それの続編にあたる警官の条件、さらに素晴らしいじゃないか。登場人物、主人公の安城和也、そして加賀谷仁の描写が良い。生き生きとしている。この本…

補足:楽譜をスキャンして電子化する

thinkinglog.hatenablog.com 以前、このようなブログを書いた。そんなにたくさんのアクセスがある訳ではない私のブログの中ではアクセス数が多く(重ねていうが、零細ブログの中で、の話である。)、検索されて辿り着いている人が多いようだ。 大したことが…

読書感想 屍人荘の殺人 今村昌弘 著

鮎川哲也賞を受賞したミステリ。とてもよく練り込まれたストーリーだが、僕にはやや細かすぎて覚えていられなかった。探偵もの、推理小説、密室殺人というようなジャンルが好きならば良いかもしれない。

macOSアップデートで失敗し、再起動を繰り返す

突然、 >コンピュータにmac osをインストールできませんでした。パス/System/Installation/Packages/OSInstall. mpkgは存在しないか破損しています。インストーラを終了してコンピュータを再起動してやり直して下さい と表示されるようになった。「はいはい…

 読書感想 砂上のファンファーレ 早見 和真 著

物忘れが最近ひどくなってきた妻から始まる、家族の再生の話。家族って、善意で皆繕いながら汚れながら生きているんだなと思う。物忘れの妻、夫、長男、次男の順番で視点を変えながら物語は進んでいく。読後の爽快感があり、とてもオススメできる本だ。これ…

Halo Combat Evolved AnniversaryとHalo ReachをXbox360でやってみた

Xbox360を持っている。7年ほど前になるが、ある試験の目標の点数を超えることができたら自分のご褒美に買うと決めて、買ったのだった。 Kinectがやってみたくて、その時はDance Centralなどでかなり遊んだ。で、最近になって、FPSをやってみたいなと突然思い…

光ファイバーが引き込めないマンション 2/2

thinkinglog.hatenablog.com この前、こんな記事を書いた。その後の経過を書こう。 申し込んだのち、一週間も経たずにNTTコミュニケーションズから導入コンサルの電話があった。こちらからの疑問点をいくつか質問しながら順調に導入コンサルの電話は終了。1…

光ファイバーが引き込めないマンション 1/2

いや、今時光ファイバーがマンション共用部まで来ていない、なんていうマンションは数少ないのかもしれない。私が住んでいるマンションも共用部のMDF室までは来ている。だから、今はフレッツ光のVDSLでインターネットを利用している。 VDSLの速度で実用上の…

「学力」の経済学

この本に早く出会っておけばよかった・・・、と思わせる素晴らしい本である。僕は学力を向上させるにはどうしたら良いのか、どのような方法が「正しい」のだろうか、と常々考えていた。さらに、学歴は人生の幸せに繋がるのだろうか、とも思ったり。 それらに…

天地明察 冲方丁(うぶかたとう)著

この本は面白い。間違いない。暦を作ることになる渋川春海、あるいは別の名を安井算哲の話である。暦を作る、という文化的な学術的な対象なのに、このドキドキ感は何なのだ。このスピード感は何なのだ。佐々木譲の「疾駆する夢」とこの本は似た雰囲気を持っ…