静子の日常/井上荒野

「静子の日常」を読了。  不思議な感覚の本である。今までに私があまり読んだことが無いような感じである。静子さんという七十五歳のおばあさんが、家族の小さな小さな危機を救い、スポーツクラブに行き、という説明のしようもない本なのだが、とても面白いのだ。お勧めする。 「静子の日常」 井上荒野 著 中央公論新社 1,400円(税別) 1263306740-IMG_0193.jpg