悼む人 天童荒太 著
「悼む人」を読んだ。
この本が直木賞受賞作であることは覚えていたが、今まで読もうとは思っていなかった。たまたま、図書館で返却された本の棚にあって、目に留まって借りてみた。
ドキドキするような話でも無く、号泣するような話でも無い。ジーンと来るところはある。悼む人はどうして死者を悼んで日本全国を歩いているのだろう、この後どうなってしまうのだろう、と思いつつ、一気に読んでしまった。とてもとても面白く、良い本であった。
おすすめである。 悼む人 天童荒太 著 文藝春秋 1619円(税別)