CASIO GP-300追記2

 電子ピアノCASIO GP-300に関して何回かブログにかいたが、まったく少しのアクセス数しかないこのブログの中で、思いの外、アクセスしていただいている記事のようだ。

 電子ピアノを購入する場合、特にこだわって選びたい場合、安くもない価格帯の製品であるし、ピアノごとの趣味的な差異もかなり大きいことがわかっているから、調べたくなる。僕もそうだった。でも、あまり記事がない。家電を購入するときに参考にするkakaku.comでもほとんど書き込みがない。そもそも買う人が少ないのだろうし、kakaku.comに頻繁にアクセスして書き込むような人と、電子ピアノのユーザーはあまり重ならないのかもしれない。

 引き続き使っているGP-300は快調だ。気のせいかもしれないが、購入した時よりも良い音が出るようになったようだ。電子とはいっても楽器だし、スピーカーだってエージングで音がこなれるのだから、電子ピアノのエージングがあっても全くおかしくない。

 ヤマハのClavinovaを購入しようとしているあなた。あなたのことです。他のメーカーのピアノも試しに弾いてみてください。なかなか落ち着いて弾き比べることができる場所、お店がない、というのが悩ましいところではある。でも、ヤマハは銀座に行けば落ち着いて弾ける。カワイは表参道にお店があったはずだ。カシオとRolandはわからないが、Rolandは島村楽器で結構ちゃんと弾けると思う。

 自分が普段使っているヘッドホンを持って行って弾かせてもらうというのも方法であると思う。普通に弾いた時と、ヘッドホンで弾いた時に違う感触になることもよくある。

 CASIO GP-300は正直言ってこなれていないところがまだあると思う。しかし、ピアノを弾くという本質において、先輩メーカーにまったく負けていないと思う。この、コストのかかった鍵盤メカニズム、丁寧にサンプリングされた三種類の音源、これだけでかなりイケテルと僕は思うね。