ピュアオーディオの趣味って楽しい

 最近、スピーカー自作したところから火がついてオーディオにまたはまっている。スピーカーのことを書こうと思ったが、その前に今までのオーディオの使ってきた機種を自分の備忘録としてもまとめておこうと思った。

 趣味としてのオーディオ、ピュアオーディオが全盛だったのは、1990年よりも前の時代だっただろうか。中学生だった時に初めてミニコンポを買った。ミニコンポなんていう単語が、今は死語か。

 お年玉なんかで貯めた貯金をはたいて、Technicsのミニコンポを買ったことは記憶しているが、なんという機種だったのかを思い出すのに苦労したが、とうとう見つけた。

http://motor.geocities.jp/rtpcdp/TechnicsFile/odio/tecni/sys/sa_x77.html

 TechnicsのSA-X77だ。懐かしい。懐かしくて泣けそう。これはCDプレーヤーがOption扱いで、SL-PJ11がセットとして推奨されているものだったと記憶しているが、あえて、SL-PJ1という機種を購入したはずだ。

http://motor.geocities.jp/rtpcdp/TechnicsFile/odio/tecni/cd/sl_pj1.html

 CDプレーヤーの黎明期である。型番に1が付いているぐらいだから、ミニコンポサイズのTechnicsの初代プレーヤーだったはずだ。

 丸いサラウンドスピーカーまでオプションで購入して使っていた。アンプにはイコライザとスペクトラムアナライザが付いていてた。イコライザはタッチ式。デッキは、当然のようにダブルデッキ、オートリバース。貸レコードでレコードを借りて、カセットテープにダビングして、綺麗に曲名書いてなんてことをやっていた。FM Stationなんかもよく買っていた。カセットレーベルが付属していて、自分で切って使っていたね。

 スピーカーは当時のTechinicsが一生懸命やっていた平面スピーカーだった。振動面が平面なのである。確か、単品コンポでは、平面同軸スピーカーというものまで出していたと思う。Techinicsの技術力はすごかった。いや、当時のオーディオメーカーの勢いは凄まじいものであった。

 ミニコンポを買って、貸レコードでレコード借りて、FMをエアチェックして、なんてことをしているうちに、生来の凝り性が出てきて、もっといい音で聴けるはずなんじゃないかと思い始めた。思い始めると止まらずに、ずっとずっと研究し続けていた。スピーカーだけ交換したらよくなるんじゃないかと思って、BOSE 501Xを購入しようと思いつめたこともあった。確か、501Xのインピーダンスが4Ωで、TechinicsのSA-X77のアンプが6Ωからだったので諦めた。

 次は、単品コンポを書こう。