日立冷蔵庫 R-S5000G

今まで使っていた冷蔵庫が冷えにくくなった。使っていたのは東芝GR-A51R。野菜室が冷蔵室の中にあり、冷蔵庫の中が乾燥していない特徴的な冷蔵庫だった。修理の手配をして修理の担当の方から電話をもらった。症状を説明したところ、原因はほぼフロンの漏れとのことで、修理代は少なく見積もって7万円! 耐用年数を考えても修理は得策ではない、とアドバイスをいただいた。

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良い冷蔵庫だったのだが、致し方ない。急遽、冷蔵庫購入の検討。冷蔵庫で製品選定の最大の制約は置き場所だ。メーカーもそのことを当然理解していて、カタログは大きさがすぐわかるようになっている。

我が家の場合は、幅70cmがギリギリ、奥行きはほぼ問題なし、高さにやや問題がある。また設置場所が引き戸のすぐ隣であり、右側に扉を開くと、90度以上は開かない。左側もキッチンがあって90度以上は開かない。今までGR-A51Rを使っていても、フレンチドアが両方とも完全に開くわけではなかったので、扉があまり開かない仏壇にお参りしながら使っているような、そんな感じだった。

したがって、我が家の設置場所の制約からは、幅65cm程度、最大で68.5cm、フレンチドアでも良いが、開きづらいのだから片開きもよいかも、といったことになる。

 

この条件で見ていくと、我が家にドンピシャかもしれないという商品に出会った。 

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シャープのSJ-WX55Dだ。奥行きが深いが我が家では奥行きはこの程度75cmでは問題がない。幅もギリギリだ。しかも、フレンチドアが開きづらくて使いづらいという問題を解決する、両開きだ。これはいけるんじゃいか!と思っていたら、カタログに小さな赤字で「壁際に設置される場合、冷蔵庫ドアが十分に開けられない時は壁から20mm以上のスペースを空けてください。」と書いてある。

我が家の設置場所ではどうやっても70cm以上は確保できない。放熱のギリギリのスペース両脇5mmを考えて、残り1cmもない。

 

店頭でこのSJ-WX55Dの現物を見て、両開きのメカニズムを確認して、この20mm以上のスペースがなぜ必要なのかわかった。ドアの回転の支点の部分から外側の部分が、扉を開けるときに20mmぐらい外側に出て回転するのだ。これだと我が家では扉が開かない、と判明。

このSJ-WX55Dと同じシリーズで幅65cmがあれば即買いなのだが、そのような機種は存在しないのだ。誠に残念。

 

五人家族の我が家ではできれば500Lは確保したい。幅は65cmぐらいで。妻の要件は野菜室が真ん中にあった方が良い。とすると、東芝しかない。三菱も今年(2018年モデル)から野菜室が真ん中が出てきたが、出始めでまだ値段がこなれていない。

東芝の65cm、500Lのフレンチドアで買う直前までいったのだが、価格比較のためにちょっと隣のお店に行ってみようかと歩いていたら、アウトレットのお店を発見。一応見てみたら、気になる機種を発見した。

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日立のR-S5000Gである。現行ラインナップでも、このS5000Gの後継機種のS5000Hがラインナップされている。これは調査しているときにも気になっていた機種で、幅が62cmと細いのに、500Lを確保していて、片開きである。野菜室が真ん中ではないということ以外は我が家の条件に合っている。

急遽店頭で5000Gと5000Hの違いを確認してみるとさほど違いがない。アウトレット商品で現品限りだったが、ほとんど傷もなく、長く展示されていたような商品ではなさそうだ。これに決めた。

 

商品を購入してからよくよく調べてみたが、私が購入した前モデル5000Gと5000Hはほとんど変わらない。ほんの少しの違いだけがあり、私にとってはむしろ5000Gの方が少々良い感じだ。違いは

・5000Gはタッチ式操作パネルあり。ドアパネルに浮かぶ表示が良い。5000Hは冷蔵庫内側の操作パネル。

・プラチナ触媒が5000Gは真空チルド室、5000Hは野菜室にある。

・消費電力が5000Hの方が少し良い。

・外装色が違う。

私にとってはタッチ式操作パネルが今時の冷蔵庫っぽくてよかった。

 

庫内も使いやすく、この冷蔵庫はオススメできます。