VDSLのひかりコラボ事業者変更した その2

 前回のような経緯も多少影響して、いや、本当は一番得するプランはどれかをシビアに検討した結果、楽天ひかりに事業者変更することとした。楽天モバイルを使っている場合は、一年間インターネット利用料が無料というのは大きい。楽天モバイルの場合、IPoEがクロスパスなので、対応ルーターを自分で用意しなければならないというのはデメリットだが、一年間の無料で得する額に比べれば、ルーターは安い。
 申し込みはWebから実施できる。ただ、楽天ひかりはひかり電話をサービスしていない。楽天光でひかり電話を使いたい場合は、NTT東日本と直接契約することになる。
 申し込みは極めてスムーズだった。
 
 事業者変更に伴う、一時的な必要経費は
Biglobeの事業者変更手数料 3,300円
楽天ひかりの申し込み手数料 1,800円
NTT東日本のひかり電話申し込み手数料 1,800円
クロスパス対応ルーター(バッファローWSR-1166DHPL2) 4,000円程度
 月額固定費用は
楽天ひかりの利用料金(ただし、楽天モバイルユーザーは一年間無料)
ひかり電話の基本料金 550円
ひかり電話の機器レンタル料 450円
 
 ひかり電話の機器レンタル料は気づかなかった。説明されていないような気もするのだが、NTT東日本のWebで調べてもそのように記載されており、仕方ない。
 
 事業者変更に伴う回線切り替えのため、楽天ひかりから電話があり、切替日などを決定。NTT東日本からも同様の連絡がある。
 切り替えのための事前準備として、
BiglobeのIPv6オプションを解約
楽天ひかり クロスパス対応ルーターの購入
 を実施。IPv6オプションの解約は忘れやすいところだ。Biglobeの回線切り替えに伴い自動的に解約されるわけではない(サポートデスク談)。解約されていない場合は、楽天ひかりのクロスパスがオンにならず、IPv4 PPPoE接続(接続IDとパスワードを入力して接続するやり方)をせねばならず、スピードも遅くなる。注意したいところだ。
 
 今までのBiglobeでは、VDSL ONU RV-S304SEが、VDSLのONU(終端装置)かつルーターだった。無線は別の自前のアクセスポイントをRV-S304SEに接続していた。BiglobeではIPoE(IPv6オプション)でも、PPPoEでも、どちらもRV-S304SEがルーターとして動作していたが、今後は(楽天ひかり導入後は)クロスパス対応ルーターをルーターとして動作させることになる。従って、RV-S304SEをONU、WSR-1166DHPL2をルーター(無線ルーター)として使う。BiglobeのPPPoE接続でもこの構成で使用開始することとし、下記のようにRV-S340SEを設定して、LAN側NICへPPPoEパケットを流す。
  1. RV-S340SEを初期化(工場出荷時の状態)
  2. * 「Web設定」の1回目のログイン時に、「設定ウィザード」の[利用タイプの選択]で、利用タイプを「インターネット接続先を設定しない」を選択し、その後、接続先設定を行っていない状態
  3. * 「詳細設定」-「高度な設定」の[ブリッジ設定]で「PPPoEブリッジ」を「使用する」に設定し、「基本設定」-「接続先設定」で、「接続可」を 1つもチェックしていない状態