読書感想 九つの、物語 橋本紡著

 たしかこの本は、「面白い本」というキーワードで検索した時のどこかのウェブページに入っていたのだと思う。こちらでは図書館で本を借りて読むということができないので、日本に出張した時にブックオフでまとめ買いするしかない。その時に調べて「面白い本」ということで買った本の一つが、この「九つの、物語」である。

 結論から言えば、私としては面白くない本であった。死んだはずの兄が妹の前に突然現れ、妹の成長と絡めて描く物語である。

 きっと何かこれがピンと来る人が世の中にはたくさんいるんだろうな、でも、僕にはこの感性が無かったようだ。