2018-01-01から1年間の記事一覧
池井戸潤の本は今まで読んだことがなかった。ドラマで半沢直樹、下町ロケットは見たことがある。ドラマも間違いなく面白いが、本も間違いなく面白い。 空飛ぶタイヤは、三菱自動車のリコール隠蔽事件をモチーフにした小説だ。事の顛末は小説と事実では異なる…
iX1500を購入した。発売日2018年10月12日に購入した。Apple製品以外では、ほとんど発売日に買う、なんてことは今までなかった。Nintendo Wiiぐらいなんじゃないだろうか、発売日に買ったのは。 scansnap.fujitsu.com iX500を今まで使っていた。ほとんど不満…
深町秋生の本は今まで読んだことがなかったと思う。 八神瑛子シリーズの最初である。スピード感があって面白い。お勧めできる。
僕の好きな作家の佐々木譲の作品。これはまだ読んでいなかった。 疑わしきは罰せず、とはいうものの、何が疑わしきレベルなのか、合理的な疑いとは何なのか、をもチープとして、様々な登場人物の人生が法廷で一点に交差する。この本も素晴らしく面白かった。…
医療格差を題材にした小説。まあまあ面白い。この先の日本の医療はどうなるのかという不安と重なる。
産経新聞の書評で目にして、気になっていた本だ。この本を手に取るのは少々ためらいがあった。本のタイトル、そして表紙。中身は性的ないやらしい興味本位のものではなく、人はどうして覗くのか、何を覗きたいのか、を徐々に明らかにしていく。また、この本…
これまたあまり好みに合わなかった。妙なかんじの小説だ。完読できず。
直木賞受賞作。ですが、私の好みではありませんでした。完読できず。申し訳ない。
幕末の伊豆・韮山の代官であった江川英龍の一生を描いた小説。 武揚伝などを書いた筆者の得意とするこの時代の小説は面白い。お勧めできる。
「Macの写真アプリでiPhoneの写真が重複する」ってことにしばらく前から気づいてて、これってiOS11から採用になった写真の新フォーマットHEIFに起因するものだろうな、まさか重複するような仕様のままにAppleがするわけないし、と思っていたんですよ。 で、…
前回「学力」の経済学を読んだ。 thinkinglog.hatenablog.com これも良い本であったが、今回の「原因と結果」の経済学は、もう少し広く学力以外にも広げて、エビデンスとは何か、立証するとは何か、効果とは何か、を説いている。私のような統計学を知らない…
貫井徳郎の本は、僕にとっては覚悟して読まねばならない本だ。空白の叫び、愚行録、乱反射。これらは全て、読後に爽快とは言えない妙な気分になる本だ。しかし、読みことから離れられない。 今回の「神の二つの貌」は、それらに比べるとやや薄い感じがする。…
とても示唆に富む一冊だった。「できて当たり前」を当たり前のように要求することの、罪深さ。人間誰しもやってしまうものだ。筆者は自身が脳梗塞で倒れ、脳機能障害を抱えてしまう。分かっていた「つもり」だった妻への今までの対応の罪深さに気づくのだ。 …
今まで使っていた冷蔵庫が冷えにくくなった。使っていたのは東芝GR-A51R。野菜室が冷蔵室の中にあり、冷蔵庫の中が乾燥していない特徴的な冷蔵庫だった。修理の手配をして修理の担当の方から電話をもらった。症状を説明したところ、原因はほぼフロンの漏れと…
この本はいい。ファッションをどうにかしたいなと薄ぼんやり思っているおじさんに最良の書である。おじさんはファッションのコツを知りたいと思いつつも、どうやってフッションの知識を仕入れたら良いのかわからない。ファッション雑誌を手に取るのは小っ恥…
第144回芥川賞受賞作。でも、すみません、僕には面白さがわからなかった。最後めまで読み進められませんでした。申し訳ない。こういう美しい小説は僕には向いてないんだなあ。
一般的な警察小説とは趣が異なる。キャリア官僚である柴崎は部下の引き起こした事件により所轄に飛ばされ、そこで起こる様々な事件、出来事の短編集。人情話もあり、とても良い。お勧めできる。
パスポート用の写真をiPhoneとコンビニの写真プリントでどうにかしたい、と思ってどうにかなったので、忘れないように記録しておく。 パスポートの写真というのは、45mm×35mmの写真であり、普通はパスポートセンターの手前にある写真屋さんで撮ってしまうよ…
最初から申し上げますと、絶対に面白いのでオススメできる、です。 「警官の血」は素晴らしい小説だった。それの続編にあたる警官の条件、さらに素晴らしいじゃないか。登場人物、主人公の安城和也、そして加賀谷仁の描写が良い。生き生きとしている。この本…
thinkinglog.hatenablog.com 以前、このようなブログを書いた。そんなにたくさんのアクセスがある訳ではない私のブログの中ではアクセス数が多く(重ねていうが、零細ブログの中で、の話である。)、検索されて辿り着いている人が多いようだ。 大したことが…
鮎川哲也賞を受賞したミステリ。とてもよく練り込まれたストーリーだが、僕にはやや細かすぎて覚えていられなかった。探偵もの、推理小説、密室殺人というようなジャンルが好きならば良いかもしれない。
突然、 >コンピュータにmac osをインストールできませんでした。パス/System/Installation/Packages/OSInstall. mpkgは存在しないか破損しています。インストーラを終了してコンピュータを再起動してやり直して下さい と表示されるようになった。「はいはい…
物忘れが最近ひどくなってきた妻から始まる、家族の再生の話。家族って、善意で皆繕いながら汚れながら生きているんだなと思う。物忘れの妻、夫、長男、次男の順番で視点を変えながら物語は進んでいく。読後の爽快感があり、とてもオススメできる本だ。これ…