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マンションについて語る

 マンションについて、その中でも、マンション管理であるとか大規模修繕について語りたい、とずっと思っていた。でも、できなかった。語れないぐらいに胸がつかえてしまうというか、胸苦しくなるというというか、それぐらいに思いが重いというか、なんというか。

 自分で購入したマンションに住むのは初めてのことだった。選ぶときはおそらくは人並みに調べて購入したと思う。広さ、駅近、日当たり、周りの環境、デベロッパー、設備、などなど。タワーマンションであったが、周りには同様のタワーマンションは全く建っておらず、21階建ての高さはこの辺りでは図抜けていた。周りも細かい土地にたくさんの建物、住居がすでに存在していて、バブルも彼方に消えたこの時代に周囲の細かく所有された土地建物を地上げして巨大なマンションが建つはずがないと判断した。第一、大きな道路に面していない。大きな道路に面していなければ、容積率が低く設定されているため、高いマンションは建てられない。だから、日当たりがこれから悪くなることはない。大きな道路に面していないことは居住するのにも好都合だ。車の往来がうるさくない。また、ここまで駅近であればクルマを所有する必要は無い。

 と、いろいろと好条件が揃っているマンションであった。唯一の難点は価格であったが、マンションに住んでいる間はクルマを所有しないと考えれば、さほど割高というわけでもないように思った。

 元の地権者たちがいくらかの区分所有をしていることは購入時に知ったが、住人主導で権利調整の上でマンションを建てた経緯からすれば当然であるし、デベロッパーが地上げして建てたマンションでも等価交換で地権者が住んでいるケースも多い。住人主導で建てたところはむしろ好ましい点なのではないかという風にも思った。

 そんなことを色々と、そして総合的に考えてこのマンションを購入することとした。

 住んでから四年目、第4期に理事会の輪番が来て、なぜか理事長をやることになってしまった。ここがマンションで胸いっぱいお腹いっぱい、のスタートである。そして、それがやっと終わったのにそれから数年して修繕委員会委員長を拝命。それを企画から考えれば四年間程度やったと思う。

 大変な仕事だった、というのが感想だ。大変すぎて胸苦しいぐらいで、だから今までどこにも書くことができなかった。

 最近、54階建ての超高層マンションが大規模修繕を開始、予算規模20億、工期3年というツイートを見て、「うぉすげー!」と。その関連のWebを読んでいたら、自分も少しは覚えているうちに書き記しておいたほうが良いような気がしてきたのだ。そんなこんなで、これから少しずつ思いついた順に書いていきたい。

 ま、気軽にね。