鬼の跫音 道尾秀介 著

f:id:thinkinglog:20140509212236j:plain



鬼の跫音  鬼の跫音を読了した。「跫」が「あしおと」と読むと初めて知った。とすると、タイトルは「あしおとおと」?

 妖怪談のような、それでいて、洗練された文章で、飽きさせない。「夜市 恒川光太郎 著」を読んだことがあるだろうか。あの本とやや近いが、恐ろしさ、短編ごとの終わりの不条理さなどがコチラの方が強い。

 面白かった。おすすめである。