「化身」宮ノ川顕 を読了した。
新聞の書評では、ホラー、みたいなことを書かれていたが、あまりホラーっぽくはないと思った。少し気持ち悪い描写などがあったので、その辺を指しているのかもしれない。
この本は三つの短編からなっていて、「化身」はその一つめ。それぞれの短編に関連は無い。
ホラー、ということだったので、恒川光太郎に似ているのかもしれないと思ったけれど、恒川光太郎のほうが不思議な感じ、和風さ、があり、こちらは、もう少し気持ち悪さがある。
やや面白かった。
化身 宮ノ川顕 著 角川書店 1,575円