実録水漏れマンション殺人事件 久川涼子著

この本は面白い。が同時に怖い。何が怖いって、自分の所有しているマンションのすぐ真上の部屋で殺人事件が起きて、何日間も続く全面的な水漏れが発生していまい、その責任を問おうとしても、そもそもの原因を作った殺人犯には賠償するような能力もない、なんて場合を考えたことがありますか。マンションだって、一戸建てだって、その隣に住んでいる人によって、区分所有している住居の環境、価値は一変する可能性がある。例えば、ゴミ屋敷の隣の一軒家には誰だって住みたくはないだろう。
そのような悲惨な目に遭ってしまった著者の心折れながらの、しかし心折れずに頑張る記録である。
 

読書感想 ワイルド・ソウル 垣根涼介著

これは面白い。
戦後、日本からブラジルを始め南米の幾つかの国々に新天地を求めて移住した人がいた。これは日本の国家の事業として推進され、数多くの人が宣伝された南米の暮らしを夢見て、なけなしの金を用意して、南米に渡っていったのだ。しかし、それは地獄の始まりだったのだ。そんな男たちが引き起こす日本政府に対するテロ事件。目を覆いたくなるような南米での生活、そして後半のスピード感のある日本での事件。皆が不幸を抱えた話であるが、その一方で読後に清涼感も感じる。
これはおすすめできる。
 

EvernoteのPDFをテキスト検索対象にするときの注意

 

私はEvernote Preminumを利用している。スキャンしたPDFファイルをどんどん突っ込むと自動的にOCRがかかって検索できるようになるのは素晴らしいが、下記の条件を満たしたものだけが対象になるとわかった。つまり、大きすぎるPDFファイル、ページ数が多すぎるものは対象にならないのだ。

•印字がはっきりしているスキャンした PDF(PDF 内の手書き文字は検索されません)
•選択またはコピーが可能なテキストを含んでいない PDF
•少なくとも 1 ページに小さなサイズの画像(1025 ピクセルまでの画像データ)1 つが含まれている PDF ファイル
•ページ数が100 ページ未満の PDF ファイル
•ファイルサイズが 25MB 未満の PDF ファイル
•パスワードで保護されていない PDF ファイル
•文字化けしていたり、判読不能だったりしない PDF ファイル

https://help.evernote.com/hc/ja/articles/208313388

 

読書感想 社長のテスト 山崎将志 著

この本をどうして読むことになったのか思い出せない。いつものような新聞の書評ではなかった。ただ、エバーノートの「読むべき本」というメモに残っていたのだ。
この本は面白い。この話自体はフィクションであるものの、本当にありえそうなことが書かれていて、社長に必要なもの、いや、社長だけではなく、ビジネスに、人生に必要なものが何かまで含まれているように感じる。
お勧めできる。

 

 

PS VR購入までの歴史を語る

PS VRを購入した。ゲーム、あるいはゲーム機に以前より興味があり、今までもスーパーファミコンから数えると種々のゲームマシンを購入したが、それに合わせて体感ゲーム的な周辺機器も相当購入してきた。

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これだ。これを購入して秋葉原から家まで持って帰るのが恥ずかしかったのを思い出す。

www.youtube.com

このCMに出てくるゲーム、持ってた持ってたー、と思い出した。

そして、その後も体感ゲームは続く。次に買ったのは、おそらくはダンスダンスレボリューションだ。ただなんの機種で購入したのかが思い出せない。プレイステーションか、あるいはドリームキャストのはずだ。

そして、ドリームキャストでは、サンバでアミーゴ。

www.youtube.com

これも相当に楽しいゲームだった。

それから、ゲームキューブではこれだ。

www.nintendo.co.jp

タルコンガ同梱。そして、Wiiになって、ゲーム機自体が体感ゲーム的なものに変化していった。もちろん、体感ゲームのためのオプションは細々と買った。例えば、Wiiハンドル、そしてWiiザッパー。

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 長くなってきたので、続きはまた。

iCloudフォトライブラリをやめる

 私のフォトライブラリは五万枚以上の写真と、iPhoneで撮影した動画がある。以前にこのブログで書いたように、以前使用していたiMacから新しいiMacにデータ移行するときに「やむなく」iCloudフォトライブラリの利用を開始した。

 

thinkinglog.hatenablog.com

 

 

thinkinglog.hatenablog.com

  全ての写真ライブラリがクラウドに上がっているのはかなり気持ちがよく、使い勝手も良い。iPhoneでもiPadでも自分の過去の写真に全ていつでもアクセスできるという安心感は良い。しかし、安心感には金がかかる。私の場合300GBほどの容量があったので、1TBのプラン、月額1,300円を支払わなければならない。

 どうしてもクラウドに写真が存在しなければならないわけではなく、費用対効果は薄いものと判断して、iCloudフォトライブラリの利用をやめて、それに伴ってiCloudのストレージのプランを小さくすることとした。できれば無料の5GBで済ませたい。

 iCloudフォトライブラリのやめ方は簡単だ。

1. iCloudの設定の写真から、iCloudフォトライブラリをオフ。

 ただ、絶対に気をつけなければならないのが、オリジナルの写真はどこに存在しているのか、だ。オリジナルの、フル解像度の写真がiCloudにしかないのに利用を停止してはならぬ。iCloudフォトライブラリではそのクライアントに、フル解像度のオリジナルと同じものをダウンロードするのか、それともストレージ容量に合わせたものをダウンロードするのかを選べるが、後者はクライアント側に、自分の手元にオリジナルがない。この状態でiCloudフォトライブラリの利用を中止したら、せっかくのオリジナルの写真が世の中から消えてしまう。

2. iCloudのストレージの管理から、写真のライブラリを削除する。

 フォトライブラリの利用を中止しただけでは、そのまま写真はiCloudじょうに残り続けて容量を占有し続ける。それを削除せねばならない。

3. ストレージプランを変更する。

 ダウングレードしなければならないね。